MENU
MENU2
以下、最終回放送当時に書いてますよ
調べたことなんかを徒然に。

補足:何話か忘れたけど4月24日放送第29話「汚れなき子ども」でエドが垣間見た真理の中に地球の歴史、生物の歩みからオカルトや軍事関係の画像がたくさん挿入されていました。(コマ送りで観ないと確認できないと思う)
試しに今回エドが吸い込まれた時の映像コマ送りしてみたら恐竜とか飛行機とか原爆ドームとか出てきてました。


第49話 「扉の向こうへ」

たどり着いたのは1916年9月2日のイギリス・ロンドン(予告より)
ツェッペリン社のドイツ軍飛行船14機による空襲が行われていた。

ダンテは門の中に行くと「魂と精神と肉体がバラバラになる」と思っていた。
しかしエドはロンドンに住む「エドワード」の名を持つそっくりな少年に憑依した状態。
ホーエンパパは「自分は門を通り抜けてしまったので帰れない」と発言。
パパはチャーチル将軍と面識がある様子、彼に会うため自動車に乗り込む。
ツェッペリン墜落によるイギリス人「エドワード」の死によりエドはアメストリス(仮)に帰ってくる。


第51話


1921年のドイツ・ミュンヘン
ホーエンパパはカール・ハウスフォーファ教授 Karl Haushofer(ホーエンパパが呼びかけてた)とトゥーレ教会の儀式? に参加している。「トゥーレ」と呼ばれる神の住まう島に至る道を探す儀式のようだ。ちなみにトゥーレ教会とは国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の母体。
ハウスホーファ教授はミュンヘン大学、地政学の学者。ルドルフ・ヘス(のちのナチス副総統)の恩師。
ホーエンパパも「道を探すため」参加しているのか? 彼はホーエンハイム博士と呼ばれている。
そしてドイツは第一次世界大戦に敗北し、賠償金の支払いが滞ったため1923年、連合国がドイツザール地方に進駐を開始。急激なインフレの真っ最中。アレ? 年表と合わない……このときはなんでインフレしてるんだろう。とにかくドイツはこれからファシズムの道を進んでいきます。

一方エドはロバート・ハッチンス・ゴダード Robert Hutchins Goddardの論文[a method of reaching extreme altitudes liquid fuel rocket]を読み、宇宙に出ることでアメストリス(仮)の世界に近づくことを考えている。液体燃料ロケットを研究をするために同じ研究をしているヘルマン・オーベルトHermann Oberthのいるトランシルバニアへ。ドラキュラってのはドラキュラ伯爵の生誕地がトランシルバニアに近いってことでしょうかね。「自分の精神と肉体を失うのにはこちらに抜けるしかない、無意識にそれをしたんだろう」とはホーエンパパのお言葉。意味がイマイチよくわかりません。それは帰れるの? 帰れないの? 死んでるの?

立ちはだかるのはアインシュタインの相対性理論か。胡散臭いとか発言してますしエド。鋼の中の地球(仮)では相対性理論が打ち砕かれるのか?! ドキドキ。
しかし「あそこはエーテルもあるしな」って、アメストリス(仮)にはエーテルがある、ってことですか? それとも宇宙にエーテルがあるってことですか? エーテルは4代元素説を拡張したアリストテレスが提唱した天体を構成する第五元素。

つーことでエドが帰れるならホーエンパパも帰れそう?
んで、トリシャさんとかヒューズさんとかはこの地球(仮)にいたり、しないよね……。
錬金術がらみで死んだ人だけこっちに来れるのかな? むう。
でさ、人体練成には死体は使わないのかね……ホムンクルスに対抗するものとして本人の遺体の一部があるってことは。新しい物質で一から作るんだねー。トリシャさんの時遺伝の情報兄弟の血だったしな。

んで、映画の題に含まれるシャンバラはシャングリラと同じ? チベット密教の聖地ですな。しかし死後の世界とかではなく現存するが、不可視の理想郷。
ナチスは主にオカルト面で密教とかかわりがあり、陥落したベルリンにはチベット人がゴロゴロいたそうで。「セブン・イヤーズ・イン・チベット」の冒険家ハインリヒ・ハラーもナチス党員。タクラマカン砂漠踏破してロプ・ノール湖移動や楼蘭を発見したスウェン・ヘディン関わりあり。そのころのチベットはまだ独立国。中国になったのは……いつ? 1949年でいいのかな。

ホーエンパパがこの後もミュンヘンに居続けるのなら、必ずミュンヘン一揆にブチ当たりそう。1923年11月ヒトラーがワイマール共和国打倒をめざして起こしたクーデター未遂事件っす。

年表:
1919.01.05バイエルン州都ミュンヒェンでドイツ労働者党結成
1919.01.18第一次世界大戦終結に伴うパリ講和会議が始まる
1919.08.11ワイマール憲法成立
1919.09.12ヒトラー入党
1919.10.28禁酒法発令(鋼には特に関係はありません)
1920.02.24国家社会主義ドイツ労働者党に改名
1920.03.13ベルリンでカップ一揆が起こる
1921.05ロンドン会議で連合国の対ドイツ賠償が1320億金マルクに
1923.01.11連合国がドイツザール地方に進駐を開始
1923.11.08ミュンヘン一揆
1924ドーズ案成立ドイツ共和国安定へ
1926.02.14バンベルク会議
1929.世界恐慌
世界史も相対性理論もユートピアも嫌いだー。
というか世界史の教科書消えてるよ。実況中継でも買ってきたろか。
というわけでいつも通り超適当にお送りしました。

まとめ的な

この年代のキモっていうのはもう「空襲」が出てきたり「第二次世界大戦の足音」が聞こえていたりで、 現代とのつながりが密接に見えてきてしまうところなのだと思う。 個人的には「なんで鋼でやっちゃったのさ!」っていう思いを禁じえない。 伝え聞くところによるとオリジナルアニメの素地だったんだよねこの年代は?  急に劇場版が決まったから輸入したって聞いたけど? どおりで急にヘンなところに飛んだと思ったんだよね!  でも結果的に悪くないものが出来上がったんだとは思うんだけどね?

もしかして今はドイツが「はと時計作ってはと時計作ってはと時計作ってる時」っていったほうが早かったりして。

もう冷戦も社会主義も過去のものだとは思うけれども、その成立に深く関わってくるロケットに触れるとか侮れない。 華やかなものは滅び行くけれど、この映画ではどう扱われたんでしょうか。

というか本当に、グダグダ言う前に見なさいよね、シャンバラ。嘆きの丘の前に見なさいよね。